5月 ゆずりは定例会 開催(5/10 土)

5月10日(土)14:00~定例会を開きました
 講演は東京慈恵会医科大学 がんサバイバーシップ・デジタル医療学講座教授の内富庸介先生で、演題:がん患者・市民と創るケア~患者さんから学んだこと~
 まだ患者さんの心のケアが社会的に注目されていなかった頃に出会った患者さんを通して・・・患者を診ることが大事だと教育されてきたが、御家族にも大きな困りごとがある。そしてそこに大切な情もあることに気づかされたと、内富先生は静かに話されました。
当初、これは医療の領域ではないのかもしれないと迷いながらも入り込んでいった先生は、時代のファーストペンギン的な存在だったと思いますが、やがて心のケアという言葉も社会に浸透するようになり、社会が先生に追いついてきたようです。
情報が多ければ多いほど不安になるという現実の中、「お困りごとを中心にして、関係する人が皆で関わっていくことが大切だ」と話されました。
優しい心がそのままお顔に出ているような、笑顔の素敵な先生でした
内富先生、東京からお越しいただき、ありがとうございました。

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